Dr. TAIRA のブログII

環境と生物、微生物、感染症、科学技術、生活科学、社会・時事問題などに関する記事紹介

崩れ落ちたアカボシゴマダラの蛹

3日前にアカボシゴマダラのミイラ化した蛹がぶら下がっているところを紹介しました。 蛹ではどうしても冬を越せないようですね。
 
今日、その場所に行ってみたら蛹の2/3が抜け落ちていました。写真左が3日前の蛹、右が今日の蛹です。

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本来の越冬型幼虫以外の形態ではすべて冬を越せないようですが、越冬型幼虫でも春にエノキ幹上に上った後に姿を消す様子がかなりの数になっています。果たして成虫までたどり着けるのは何割くらいでしょうか。ゴマダラチョウの越冬幼虫だと(私の経験では)10%以下という印象を持っています。