Dr. TAIRA のブログII

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ホシホウジャクの幼虫


ホシホウジャクMacroglossum pyrrhosticta)は、ホシヒメホウジャクhttps://blogs.yahoo.co.jp/rplelegans130/16410809.html)に似たスズメガ科のガです。成虫は、こげ茶色のまだら模様の前翅と黄褐色の後翅をもちます。花の周りをホバリングしながら飛ぶ性質があり、その際は後翅の黄褐色が目立ち、まるでハチのように見えます。

ホシホウジャクもホシヒメホウジャクと同様に、幼虫はヘクソカズラを食べます。ヘクソカズラはつる性植物で、やたら周辺に巻きついてはびこる性質がありますので、幼虫も周囲の植物にも移動して止まっていることがあります。

写真1は、アメジストセージの葉の上にいたホシホウジャクの幼虫です。

イメージ 1

写真1

同じくホバリングするスズメガである、オオスカシバの幼虫(https://blogs.yahoo.co.jp/rplelegans130/16409683.html)に似ています。手にとって測ってみたら、体長は47 mmでした(写真2)。

イメージ 2
写真2